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普通免許でも運転できる? 2tトラックドライバーの資格とは

皆さん、こんにちは。長野県長野市に拠点を構え、全国エリアに配送を展開している「匠コーポレーション」です。


通年栽培しているキノコ類はもとより、1月の長野もたくさんの美味しい野菜・果実であふれています。果物で言うならりんご(ふじ・サンふじ)、野菜は青菜全般に加えて白菜、春菊、セリ、ネギも多く出回ります。

こうした旬を迎えた青果類を日本全国各地にお届けするのが私たちの仕事ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、物流業界は大忙しでドライバーは引く手あまたの状況です。


けれども大型トラックは免許取得が大変なのでは……と最初から諦めてしまう方もいるかもしれません。ただし2tトラックならば、免許取得日によっては普通免許でも運転が可能。今回は、トラックの運転資格に関してご紹介いたします。




■2tトラックの運転に必要なこととは?



「道路運送車両の保安基準」によると、トラックの種類は総重量や貨物の積載量により種類が定められます。

その定義を見てみると、大型トラックは大最大積載量5t以上または車両総重量8t以上、小型トラックは最大積載量2~3t以下かつ総排気量2000cc以下、そして中型トラックはこれら大型・小型に当てはまらないものと区分されています。


一方、小型トラックに関して言えば道路交通法の改定により、平成29(2017)年3月12日以降の普通免許取得者は、最大積載量2t未満、車両総重量3.5t未満までしか運転できなくなりました。すなわち最大積載量2tトラックを普通免許で運転することはできません。


ただしそこで諦めるのは尚早というもの。平成19(2007)年6月2日~平成29(2017)年3月11日までに普通免許を取得した場合、最大積載量は3t、車両総重量5t未満と決められています。すなわちこの間に普通免許を取得していれば、2tトラックを運転することができるのです。


もしも平成29(2017)年3月12日位以降に普通免許を取得した方で、2tトラックを運転したいという場合は、「準中型免許」の取得が必要になります。この準中型免許を取得すれば、最大積載量4.5t未満までの運転が可能になります。




■2tトラックを運転する時にはあらためて免許の確認を



ただし平成19(2007)年6月2日~平成29(2017)年3月11日までに普通免許を取得しているからといって、2tトラックを運転できる状況を満たさないこともあるので、あらかじめ注意してください。


気をつけなければならないのが、車両総重量。たとえばトラック自体の最大積載量は2tでも、もともとの車体の重さというものもありますので、車両総重量5tをオーバーしてしまいますと違反になってしまいます。

自分が取得していない基準で運転してしまうと「無免許運転」に該当するので、気をつけましょう。




■一緒に働ける仲間を募集しています! 気になる方はお気軽にお問い合わせを



長野市を拠点に全国に配送を行っている「匠コーポレーション」では、大型トラックのドライバーはもちろんのこと、2tトラックのドライバーも募集しております。業務としては、農業資材の運搬や野菜・果物の配送が主な内容になります。


法律違反となっては大問題ですので、今回は2tトラックの運転条件について細かくご紹介いたしましたが、実務においては神経質にならなくてもだいじょうぶ。「匠コーポレーション」では出荷時に条件をきちんと確認し、違反にならないよう管理体制をしっかり整えております。運転免許の取得時期や種類で2tトラックの運転ができるという方は、ぜひ「匠コーポレーション」にお問い合わせください。


ドライバーとして仕事をしてみたいという方はもちろんですが、そもそも車が好き・運転するのが好きという方も大歓迎です! とてもやりがいのある仕事ですので、くわしい求人要項などについては弊社ホームページをご覧ください。

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